伝統の証

ロンジン フランシロンコレクション


ロンジン、あなたはこの時計ブランドにどのような印象をお持ちですか?
私は特段の思いをもつことはありませんでした。そう、この時計に出会うまでは


ヴァルジュー886




ロンジン、この時計ブランドは一流品として、オメガやロレックスとならんで、憧れのブランドでした。
少なくとも私の親の世代までは。(何かの賞品でロンジンの時計なんてこともよくあったようです)

でも。先程も書きましたように少なくとも私の中では、特段の思いを持つことはありませんでした。
名前を時折聞く、クォーツウォッチを作っている普通のスイスの時計メーカーくらいの認識でした。
しかし、その認識はこのフランシロンというシリーズによって、見事に打ち砕かれました。
何故ロンジンという大メーカーが、こんなにマニアックな時計を作る必要があったのでしょうか?

早速時計を見ることにしましょう。エボーシュは希少なヴァルジュー886.。文字盤はギョーシェ、そして時計の側面は
クル・ド・パリの繊細な装飾で仕上げられています。そして、シースルーバックのケースはイエローゴールド製で重量があり、
ケースバックから見えるヴァルジュー886は、美しくペルラージュで磨き上げられています。
リューズは、ストップウォッチのボタンと同型の玉葱型で、どこか古時計の様な気品が感じられます。
ムーブメントの画像をクリックして頂くと、拡大したムーブメントの画像とともに、「Ernest Francillon 1867」の文字がご覧頂けます。


文字盤の中心には、ロンジンの文字と有翼の砂時計を表すブランドマークが、どこか誇らしげに刻まれています。

ロンジン、このブランドは今もっと高い評価がされてしかるべきと考えますが、あなたはどう思われますか?


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