美人コンテスト

ちょっと毛色の変わった美人コンテスト。審査員はあなたです。

バルジュー886(ロンジン対ジャケ・エトアール)

全体比較(左がロンジン、右がジャケ・エトアール)



ダイヤル面の比較(左がロンジン、右がジャケ・エトアール)



ムーブメントの比較(左がロンジン、右がジャケ・エトアール)



サイドの比較(上がロンジン、下がジャケ・エトアール)



たまにはこういうお遊びも如何でしょうか?。同じムーブメントを持った時計同士の美人コンテストです。
勿論、審査員は貴方。厳しい審査をお願いします。

出場選手は2名、参加が少なくて申し訳ありません。1番手はロンジンフランシロン、
2番手はジャケ・エトアールルクソール。計らずも、古豪選手と新人選手との戦いになりました。


まず、最初はダイヤル面、すなわち美貌のチェックから始めます。美人コンテストですから、これは重要です。
まず、ロンジンです。地盤を白いエナメルで仕上げ、時刻の表示はローマ数字です。
ここで注意して頂きたいのは、時刻表示の針が地盤と同じ白色で塗られて、
時刻との誤読を防ぐ注意がされていること。時計製作のキャリアを感じます。

一方、ジャケ・エトアールは、時刻表記はバーインデックス、また3つのスモールダイヤルとダイヤル外周部に、
ヘアライン状の同心円の筋彫りを入れて、ダイヤルに変化をもたせています。
(画像をクリックして頂くと、大きなイメージで見て頂けます)。


続いて、ムーブメントの比較です。エボーシュは言うまでも無く双方ともヴァルジュー88.6です・
まずロンジンは、プレーンなペル・ラージュ仕上げです。ムーブの表面が魚の鱗状に輝いてきれいですね。

一方、ジャケ・エトアールは地盤等に金メッキを施し、豪華なイメージを与えるのに成功しています。
また、歯車を抑えるブリッジ上にまで渦巻き状の装飾を施して華やかな印象を見る者に与えてくれます。
併せて、クロノグラフ車にもルビーが使用され、耐久性と見た目の美しさをアップしています。

時計のサイドは、ロンジンは、クル・ド・パリ、対してジャケ・エトアールはコインエッジ仕上げと、双方違った仕上げになっています。

また、時計ケースは双方YGですが、ロンジンの方が重量があるようです。(すみません、私の手秤です)


最初は、冒頭に書いたようにどちらが良い時計か、比較するつもりでしたが、やってみて結構面白いものでした。
貴方の判定は如何でしたか?。私の判定?。それは秘密です。