あなたの時計選びの基準は何ですか?
ここにブランド名のない時計があります。この時計がお好きですか?
もし気に入って頂けるのでしたら、このホームページも好きになって頂けると思います。
ノーブランド ヴァルジュー237
プラチナケースとRGケース
WGケースと、プラチナケースのサイドビュー
プラチナケースのサイドビュー2
この3本の時計達は、すべてブランド名のない時計達です。
通常、ブランド名が書かれているダイヤルのセンターには、クロノグラフという英文と、「ルエ・オ・コロネ」という謎の言葉。
(後で判明したのですが、謎の言葉の正体は「ピラーホイール」という意味のフランス語でした)
(こんな事、ダイヤルに書くな!解読にドンだけ時間がかかったと思うんだ!)
そしてヴァルジュー23の文字と6時の位置のカレンダー。メーカー名は、一切どこにも記載されていません。
その当時、私はカレンダーを持つヴァルジュー23の存在を知りませんでした。(正式なムーブメントの名はヴァルジュー237でした)
忘れもしない、2000年12月5日、北陸の時計店さんのホームページに、プラチナケースで黒の文字盤を持つこの時計がアップされました。
私は、その時計に一目で強く引かれ、翌日その時計店さんへその時計を購入したいので見に行くと、メールをしてしまいました。
そして、その時計店さんの店頭で、プラチナなんて身分不相応な買い物をすることを、随分迷いましたが最終的には購入を決定することに
なったのは、言うまでもありません。その後、幸運にも同シリーズの時計を他にも、RG、WGと入手することができました。
そしてこれも幸運にも、シリアルナンバーはなんと、NO7が2本とNO8が1本。運がつくといいですけどね。
(尚、時計のダイヤル面にマウスのカーソルを乗せていただくと、時計の裏面がご覧頂けます。)
話はまったく違いますが、こんな事も考えてみました。この時計のどこに、自分はそんなに惹かれたのだろうか?
自己分析してみると、ブランドでは絶対にありえません(だってないんですから)。やはり時計のデザインとムーブメントの魅力に尽きます。
そしてまた逆に、「ブランドとは何か」、ということを考えさせられました。「腕時計における価値の本質はいったいどこにあるのだろうか?」
私にとって、その答えを見つける旅は終わりそうにありません。そして、再度冒頭の質問を繰り返させて頂きます。
「あなたの腕時計選びの基準は何ですか?」