お勉強の時間
あなたは、腕時計の材質をどこで見分けますか?
見た目?輝き?いえいえ、ちゃんとした見分け方があるんですよ。
ノーブランドクロノグラフ プラチナバージョン ノーブランドクロノグラフ RGバージョン
ノーブランドクロノグラフ WGバージョン
それは、1300年にイギリスで始まった、貴金属の模造を防ぐためのホールマークです。
このノーブランドクロノグラフには当然、3機種のホールマークがあります。
まずプラチナバージョンですが、pt950はプラチナの純度を示します。この場合は純度95%を表します。
尚、プラチナは純度100%では、金と同様柔らか過ぎて加工には向かないため、
通常はパラジウムなどの金属を混ぜて使用するそうです。
RG、WGバージョンは、750の数字が刻まれています。純金は24Kですから、18/24=0.75というわけで、18金を表します。
その右は、コモンホールマーク。菱形はプラチナを表します。
この写真では、菱形のマークの中に、950の数字と天秤計りの絵が刻まれています。
RG、WGバージョンなどは、米俵のような丸が二つ重なったような、また違ったホールマークが使われていますね。
一番左がナショナルホールマーク、生産国を表します。この場合は、当然スイスを表していて、スイスのナショナルホールマークは、
犬の頭だそうです。犬の種類はスイスですから、セントバーナードなのかな?フランダースの犬を思い出しますね。
RG、WGバージョンは、右から2つ目に刻まれています。
その右の「n・p」がくっついたようなマークが、よく判りませんが、通常はレスポンサビリティホールマーク、
つまり製造責任メーカーを表すようです。
RG、WGバージョンは、一番左にあるのがそうです。この場合、ノーブランドですから、どうなるのでしょう。
面白いですね。もしご存知の方がおられればお教え下さい。
こういう豆知識を知るのも楽しいことですね。